史跡巡りの会(県西支部)
第29回史跡めぐりの会研修旅行(令和7年度)
令和7年7月5日大地震説が過ぎた7月10日、猛暑の中、すみれ会々員を含めた県西支部史跡めぐりの会メンバー21名が、長野県上諏訪温泉に向かって中型サロンバスに乗り込み下館駅南口及び道の駅グランテラスから昨年に引き続き1泊2日の旅に出ました。
まず、中島会長の「昨今の物価高にも拘わらず、すみれ会そして会員の皆様ご参加有難うございます。兎に角、今回の研修旅行を十分に楽しんで下さい。」と短い挨拶後、皆様からの差し入れの500㎖アサヒスーパードライで乾杯。バスは北関東自動車道真岡IC➝東北自動車道➝上信越道を経て横川・佐久方面に向かい、車中は手作りのキュウリのおしんこ、茶菓子、大谷ドジャース5連敗、米トランプ関税、日本の米問題、トカラ列島地震、プーチンや我々現役時代のエピソードを肴に、超高級ウイスキー山崎(これは乾杯と同時に完杯、幹事まで回らず!)、ビール、ワイン、銘酒がすすむこと、さらにカラオケのど自慢で大いに盛り上がりました。
「信州に来たなら取敢えずソバやろ!」で天ざるそばを堪能後、途中白樺湖に立ち寄り湖畔を散策後、ビーナスラインを経由して車窓から高原一面に咲き誇るニッコウキスゲを楽しみ、本日最初の史跡(諏訪大社上社本宮)を参拝。本社で7年目毎の寅年と申年に行う御社殿の建て替え時に行う遷社祭に併せて「式年造営御柱大祭」通称諏訪大社御柱祭りで曳き建て高さ17m、直径1.2mの樅木の御柱(令和4年時のもの)は見事でした。
3年前まで見事に噴出していたという間欠泉跡(現在は温泉が湧き出ている状態)を見学し、今夜の宿「上諏訪温泉・浜の湯」に到着しました。
ユーモアたっぷりのスタッフに迎えられ入室。早速、弱アルカリ性低張性高温泉の大浴場に、特に露天のほっかほか「薬草の湯」は温度が程よく身も心も頭もリフレッシュ。夜の宴は、車中以上に飲めや歌えやで、世界情勢、物価高、病気自慢、ゴルフ等趣味の談議で親睦を深め、最後の〆は糸澤さん、水越さんの「居酒屋」のデュエット。
お二人の美声に皆ウットリ。更に幹事部屋に移動して二次会と続き、各自部屋に戻ってからも車中や夜の宴で若さを取り戻したか、ジャッキーチェンの酔拳ばりに、タタラを踏んで障子三枚を纏めてぶち抜いてしまったという先輩、旅の思い出、話題作りにご協力ありがとうございました。障子破りを正直(ショウジキ)にフロントに申告、謝罪したところ、「身体(怪我)は大丈夫でしたか」との返答。こんな心遣いを受け気持ちよく一晩を過ごさせていただきました。
翌朝は昨晩の雷雨のおかげで暑さが多少和らいだ中、朝風呂そしておすすめ上手なスタッフから信州コシヒカリをお代わりし大満足後バスに乗車。我が国戦国時代きっての名将である信玄公の親(信虎)、子(勝頼)親子三代が60年余り居住した躑躅ヶ崎館(ツツジガサキヤカタ)があった所に信玄公を御祭神としている甲斐武田神社を見学、また信玄公が川中島の合戦の折、信濃善光寺の消失を恐れ、御本尊善光寺如来像等を奉遷(現在は信濃に帰座)したという甲斐善光寺を見学しました。
山梨名物のほうとう鍋(ボリュームたっぷりの昼食)を食した後、桔梗信玄餅工場で信玄餅、プリン、ゼリーなどをたっぷり購入。さらにシャトー勝沼でワインを大量ゲット。土産物の中には製造者が筑西のお煎餅といったほほえましいお話もありました。帰りの車中は映画「聯合艦隊司令長官、山本五十六」を鑑賞するとともに、夫々旅の余韻を楽しみながらPM5時40分ごろ下館駅南口、道の駅グランテラスに無事到着し、来年の再会を約束し散会しました。
最後に多くの方から過分なるおつまみ、アルコール,お茶等の差し入れ、そして旅の道中でのご協力、また今回初参加を頂きました仙波さん、渡辺千春さんにも感謝いたします。来年も実施予定ですので何卒よろしくお願いいたします。 (幹事 稲葉次夫)