茨城県庁友の会

お知らせ

講演会を開催しました。

 令和7年1月27日(月)土浦合同庁舎において、千葉 隆司先生を講師に招き講演会を開催しました。先生は、かすみがうら市歴史博物館長、大学の講師などを務められており、考古学から現代史まで幅広く研究をされ、講演の冒頭で歴史に学ぶ大切さをお話しされておりました。
 今回の演題は、本県の幕末におきた大きな出来事である「天狗党の乱から160年」(筑波山挙兵に対する県内諸藩と民衆の対応)です。水戸学の教育、当時の時代背景など挙兵に至る経緯から県内各地での戦い。そして討伐され越前駿河の露と消えるまでを、予定時間を超える約2時間の講演となりました。
 尊王攘夷の大義をもって不条理とも思える戦いを繰り広げた史実を伺い、やるせない気持ちになりました。あまりメディアでは取り上げらいないことから、本県の大きな史実として子や孫に伝えたいくのも、我々の役目かもしれません。